本館の更新履歴、日常、読書感想などなど
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最終話の感想も書かないまま、4か月も放置で申し訳ありません(土下座)。
サイトのトップページを見ての「残念です」や「帰ってくるのを待ってます」等々のメッセージ、ありがとうございます…!
あたたかいお言葉の数々に、うっかり涙が出そうになりました(いや、本当に)。
年明けを目途に、サイトを整理したいと考えております。
(pixivも考えましたが、あれってログインしないと中見られないんですよね、多分。やっぱブログのが見ていただきやすいかなー)
さて、時が経つのは早いもので、最終巻も発売されましたねー。
最終話、まーくんの「……下手になってるね」に「うっきゃあああああぁぁぁー!!vvv」となりました(笑)。
妄想広がるわー(笑)。
最後の番外編は10年後だったのですね。
鉄兵が柔道やってたり、えみりちゃんといい感じとかもう想像どおりですよねー!
さすがに美留ちゃんの「鉄兵さまー!!v」は読めませんでしたが(笑)。
以下、反転でSSです。12巻 鉄兵&えみり話につき、ご注意ください。
「ねえ。
さっきの『先約がある』ってセリフさ、『僕と結婚の約束してる』とも聞こえたよねー?」
「なっ…に言ってんの!?」
「あれー。違った?」
「鉄兵のくせに生意気!!」
何よ何よなによ! 余裕ぶっこいた顔しちゃって!!
私はぷいっとそっぽを向いたまま、文乃さんの家へと向かう。
鉄兵がこっちを向いてる気配を感じるけど、無視ムシ!
「怒った?」
「……」
鉄兵からの呼びかけも無視していると、ぐいっと体が引き寄せられてこめかみにキスをされた。
「~~~~っ!?」
突然のことに驚いて声も出ない私に、鉄兵は「怒らないで」と囁く。
「ごめんって。久しぶりに会ったんだから、笑って?」
くっ…。
それでも鉄兵を睨みつけると、鉄兵はしれっとした顔で「もいっかいした方がいい?」なんて言う。
「わわっ、もういい! もう怒ってない!!」
こんな往来のど真ん中でなんてことすんのよ!
「良かった」
鉄兵はにっこり笑って、手を出してきた。
そっと手を乗せると、私の手をしっかり握って歩きだす。
歩きながら、ちらり、と鉄兵を見る。
鉄兵は頬やこめかみにはキスするのに、唇にはしてこない。
キスなんて、いまどき小学生でもする子いるのに…。
も、もしかして、「つきあってる」と思ってるのは私だけで、鉄兵にとって、手をつないだり頬にキスをしたりするのは単に友達としてのスキンシップなだけとか!?
そんなことをぐるぐる考えていると、鉄兵がぴたりと歩を止めた。
「あのさあ」
言って、私の唇に人差し指をあてる。
「僕も、えみりちゃんにキスしたいよ。でも、ここは高校卒業してからね。それまで守っててね」
「えっ!?」
私、もしかして口から出ちゃってた!?
いや、出てなかったとしても…キスは高校卒業までお預けってこと!?
「な、何で!?」
「何でって…ケジメ?」
どうして疑問形なのよ!
「残念?」
なっ…!
「そんなわけないでしょ! そっちこそ、私に愛想をつかされないよう、せいぜい頑張るのね!」
「うん」
…鉄兵、肩が揺れてるわよ。
鉄兵のくせに生意気なのよ!!
ナチュラルタラシ(ひどい・笑)鉄兵。
本人そのつもりないのに、女の子がどんどん落ちていってしまうという。
巻末に「主に恋愛絡みのトラブルが絶えず」とありましたが、モテモテの鉄兵にえみりちゃんがヤキモチ焼いちゃって寮生活になった、が希望。
ほんとのタラシにはなって欲しくないー!
ブンちゃん&まーくんの影響で、「イチャイチャは激しいものの唇へのキスは高校卒業までガマン」が刷り込まれてると面白い(笑)。
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