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 お家で仕事するつもりが、いじるデータを職場に忘れてきたので代わりにSS書いてました。
 …明日は残業だな(涙)。

 えっと、「花ゆめ」内に、ジャンル、というか、コンテンツを1つ増やしました。

 観能レポートなのですが、「花よりも花の如く」に触れずに書くなんて無理、というわけで、「花ゆめ」内に格納させていただきました。
 本編感想なども書いていきますので、どうかお目こぼしくださいm(_ _)m
 一応、二次創作ではないことがわかるようにはしてある、と、思います。

 これに伴い、「はじめに」も少し書き換えました。
 基本スタンスは変わってませんので、読んだことのある方はお気になさらず。

「はじめに」、意外に皆さんちゃんと見てくださってるようでびっくり^^;
 作っといてアレですけど、そんなに読んでもらえると思ってなかったのが正直なところだったのです。
 隅々まで見ていただいて、ありがたいなぁ。

 さて、以下、ジャンル追加記念の小ネタです。
 何と「花花」、ケント×はーちゃんです!
 成田作品の二次なんて見たことないよ。もしかして唯一だったりする!?

 おつきあい設定ですのでご注意ください。

 初観能、前半はうとうとしたり、こんな妄想したりしながら観てました^^;
 演者さん、ごめんなさい…!


 夜の公演を終えて楽屋口を出ると、葉月と西門が立ち話をしていた。
 西門が気づいて、「お疲れ」と手を挙げる。
「今日も良かったぜ。じゃ、オレはこれで」
「あ、ああ。さんきゅ」

 きっと、ニヤニヤしながら「ごゆっくり」なんて言ってからかうんだろうと身構えていたから、あっさりと帰っていった西門に拍子抜けして-そして心がざわめいた。

「ケントさん、お疲れさま」

 だから憲人には葉月の言葉が届かず、違う返事をした。

「-西門と、何を話してたの?」
「? 何って、別に。ご挨拶程度ですけど。…ケントさん?」

 再び呼ばれて、憲人ははっと我に返った。

「あ、いや、そうですか。そういえば初対面でしたっけ? ちゃんと紹介すれば良かったですね」

 葉月は何も言わずに憲人を見ている-何だか居心地悪い。

「ケントさん、ヤキモチ?」
 いきなり核心を突かれて、憲人は思わず視線を逸らした。
「な、何でですか。違いますよ」

 -弟にヤキモチって! しかもバレてるし! オレ、小っさ! カッコ悪!

 何の言い訳も思いつかないままぐるぐる考えていると、ふと肩に小さな重みを感じた。
 次に、頬に柔らかい感触-。
 さらには何と、がば、と抱きついてきた。

「は、葉月さん!?」

 葉月は憲人の反応などお構いなしでふふっと笑っている。
「うれしい」

 -ウレシイ? 何が?? 一体どうなってんだ???

 憲人の頭は、「?」でいっぱいになった。

 -やっぱり女ゴコロはわからない。


 この状況、周りは関係者ですよね(笑)。
 匠先生や陽一さんたちは「けんちゃん、やるな…!」と影から見守り、ほーねんさん辺りが「葉月、そのくらいにしてやれ」と真顔でツッコミを入れそうな気がします(笑)。
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