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 起きたら2時半過ぎでした。
 赤ん坊か!? いくら何でも寝過ぎだろ~。

 こんなんだから部屋の片づけが進まないんだよ!


 さて、久しぶりにSSなんぞ書いてみました。
 
 甘くも何ともないし、短すぎて「更新」というにはアレなので、ブログにひっそり載せときます。


 アランとエリーの結婚式が無事終わり、想と可奈は空港で搭乗時間になるのを待っていた。
 行き先の違う優やロキ、エヴァも一緒だ。

 ひとしきり盛り上がっていたところで、ふと、ロキが言った。
「そういや水原、よくメレクの居所を聞き出せたな。銀行なんて、相当口堅かっただろ」
「それがさぁ」
 優が思い出し笑いをしながら答える。
「可奈ったら、アカデミー賞もんの名演技よ! 受付のオバサンをメレクの浮気相手に仕立てて、周りに『この女が私のオトコを盗ったのよ!』なーんて訴えてさあ~」
 笑いを堪えられず机をバンバン叩く優の隣で、可奈は鼻を高くしている。

 想がため息混じりに言う。
「そんなに語学力があって、何で英語も赤点なんですか」

 その言葉を受けて、可奈と優が顔を見合わせた。
「可奈、あの時、英語だったっけ?」
「日本語だよ。私、英語しゃべれないし」

「「「はああぁぁぁーっ!?」」」

「え、じゃあお前、全部日本語で聞き出したのかよ」
「当たり前でしょ。日本語以外しゃべれないもん」

「お前って一体…」
 ロキが言えば
「可奈がいれば無敵ね…」
 エヴァが言う。

 想にいたっては、無言で頭を抱えている。

 3人の様子を見て、可奈が両腕を振り上げた。
「何よ、いーじゃん、ぜーんぶ丸くおさまってんだから!」

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